児童発達支援センターとは、都道府県の認可で10万人圏域に1箇所を目安に設置することとされる児童福祉法に基づく児童福祉施設で、発達が気になる子どもへの療育や発達支援を行う、地域の中核的役割を担う施設です。ここではセンターで行われる療育の一部を紹介いたします。
1 言語聴覚士による言語聴覚療法

 言語聴覚療法では発声発語機能や言語機能など、主にコミュニケーション機能の向上を目指し、検査、訓練、支援をしていきます。 (聴覚的理解の訓練、呼称訓練、口腔器官の運動訓練、注意力、遂行機能訓練等)

①言語発達検査の一例

 検査を通じてお子さんの現在の言語及びコミュニケーションの発達状況を客観的に捉え、個別セッションでの支援の方針を立てます。

②個別セッション

 家族指導や日常生活に関するアドバイスも積極的に行い、ご家族と二人三脚でお子さんの成長を見守ります。セッション場面を保護者さんにも見ていただき、一緒に取り組んでいくこともあります。

③支援方針の策定・共有

 保育士や、関係団体を訪問して連携する担当職と共に、お子さんへの言語・コミュニケーションに関する支援方針を共有し一貫性のある支援を目指していきます。

2 保育士による個別・小集団の発達支援

 家庭生活やこども園等の集団生活につまづきが多かったり、安心や十分な刺激が得られない場合などに対し、個別もしくは小集団での発達支援を行います。発達は一定の規則性を持っているので、小さなステップに課題を切り分けて達成を促したり、関連する発達項目から支援していくことで乗り越えて行けるよう様々なアプローチをします。

①注意力の発達

 まずは情報の量がコントロールされた空間で一定時間課題に注目し続ける力を養います。手作りの課題は遊び感覚でできるものが多く子どもは楽しく学ぶことができます。発達段階に合わせて情報刺激の多いところに移行していきます。

②社会性の発達

 乳幼児期は人に対するコミュニケーションが芽生える時期です。真似をする力、呼びかけに反応する力、指差し、ごっこ遊びなど、様々な社会性の基礎となる発達を引き出すために遊びを通じて支援していきます。

③粗大(全身)運動の発達

 発達の土台となる全身運動発達に関するカリキュラムを通じてその発達を支援します。右の写真は併せて「順番」の概念を学んでいるところです。

④微細(手先)運動の発達

 手先を使う細かな課題学習を通じてその発達を支援します。微細運動の力がついてくると遊びや日常生活動作の幅が広がっていきます。

⑤日常生活動作の自立

 全身を使った運動や手先の運動の発達を促進しながら、排泄をしたり、着替えをするなどの動作の自立を目指し、個別に教えていきます。(写真は左から、着替え、歯磨き、排泄の自立支援)

3 生活のしづらさを軽減する

 当法人では、日常生活の中で応用行動分析や構造化された支援など、一定のエビデンス(根拠)が蓄積された方法を実践してきた長年の経験を活かして、子ども達の生活のしづらさを軽減するための支援を行っています。安心できる環境で楽しく生活を送ることは、健やかな発達のために必要なことです。

状況に応じて設定される3つのクラス

センター機能として【指定相談支援事業】も行っておりますので、当法人への相談で、施設利用までの手続きをナビゲートいたします。

センター機能として【保育所等訪問支援事業】も行っておりますので、保育所等を訪問し情報共有を行ったり、連携して支援を行ったりしています。

児童発達支援センター びーた

【住 所】
〒037-0069
青森県五所川原市若葉3−4−10
【電 話】
0173-26-7551
【e-mail】
info@aorld.jp
【H P】
http://aorld.jp
【利用対象】

 発達の遅れや偏りが見られたり、市町村より療育の必要性が認められ受給者証の交付を受けたお子さん

【送迎】

 午前の保育所等への送りあり ※その他要相談

【営業日】

 月曜〜金曜日
※ 8月13〜15日、12月29日〜1月3日を除く

【費用】

 原則無料(令和元年10月1日より無償化)
※国が定める基準により一部負担が生じる場合もあります